2018年3月25日日曜日

デジャヴ déjà vu 既視感

 旅行した時や何かに触れた時にふと「デジャヴ déjà v既視感(きしかん)」を感じたことはありませんか?デジャヴとは実際は一度も見たり、触れたり、経験したことがないのに、すでにどこかで見たり、触れたり、経験したことのように感じることをいいます。

 搬入の時にshikafucoさんと「デジャヴ déjà v既視感(きしかん)」の話で盛り上がりました。私も旅行時に感じたことがありましたが、shikafucoさんも小さな頃から「デジャヴ déjà v既視感(きしかん)」を感じたことがあったそうです。

 加えてshikafucoさんは海外旅行の経験がないと伺いました。ですがshikafucoさんが生み出したカタチは、日本のもののようでもあり、海外のもののようでもあり、古いものでもあり、新しいもののようにも感じます。この展示会のタイトル「辿る記憶」、脈々と受け継がれてきた生命の記憶の中から生み出され、これまで経験されたことと混ざりあってできたような気がしてなりません。

 とても名残惜しいですが、本日で「辿る記憶」は終了しました。来て下さった皆様、ご紹介下さった皆様、ありがとうございました。作品を通じて、ぐっと心に入り込み、知らず知らずのうちに記憶を辿る旅に誘って頂いたshikafucoさんに心から御礼申し上げます。







「辿る記憶」

 3月17日(土)〜3月25日(日)12〜17時、期間中、無休

人生はとても短く儚い時間と感じるけれど、
受け継がれる生命の記憶は永く、
自分が経験した記憶なのか、生命の根源にある記憶なのか
あいまいになり、混ざりあう。

shikafuco:https://www.instagram.com/shikafuco/

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