菱の実のトゲは謎だらけ。種類により異なる機能があるらしい。水鳥の羽毛に付着しての散布、もう1つは水底へのアンカー(錨 いかり)。菱が最初に出す根は地中に伸びずに水中に伸びていくため、茎を固定するアンカー錨 いかり)が必要になる。
菱の実はでんぷん粉が多く含まれており、ゆでるか蒸すと食べることができ、味は栗のよう。健胃や強壮の作用がある。桃の節句に菱餅を食べるが、形が菱形になっているだけでなく、菱の実や菱のでんぷん粉を入れる場合もあるらしい。
オニビシやヒメビシの実を乾燥させたものは、忍者の使用する武器として使われたという口伝があるが、実際に使われたかどうかは不明。
菱の実は小さい頃に父が取って来てくれたものをゆでて食べた思い出がある。
菱の実は小さい頃に父が取って来てくれたものをゆでて食べた思い出がある。
SEED DESIGN -旅する「たね」-
風に乗り空を舞い、海流に漂い、動物に食され、「たね」は旅をする。
生き残る為に、長い長い時を経てDNAに組み込まれた美しいデザイン。
その不思議な「たね」たちの受注会です。
どうぞ手に取って、植物たちの命の旅を想像してみて下さい。
produced by ATKLO
http://atkloweb.wix.com/seed-design
photo by Atsuko Miyazaki
http://chobi.sub.jp/blog/
9月15日(月)まで、12時~17時
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