2012年5月1日火曜日

再会

毎年、有田の陶器市に行き続けること○年。行くところはいつも同じ。その窯元の方とは年に1回しか会わない。今年も無事に再会を果たした。おじさんに会うと1年無事に過ごせたんだなって思う。
 有田の陶器市に行き始めた頃、そのおじさんはとっても無愛想、店をあける時間も遅く、待っている時間が惜しくて、早く作品を見たいから勝手に作品を出して、並べては、その横でおじさんに片っ端から直されるということをやっていた。傍迷惑な客だった。通い続けると柔和な笑顔で話してくれるようになり、開店準備ができていなくても「勝手に見ていいよ」と言われるようになった。
 おじさん、今年は腱鞘炎になったらしく、準備に手間取っていた。みかねて開店の準備を他の常連客の方と手伝った。滅多に会わないけど、家族のような親近感。関係が深まっていくっていいね。また、来年の再会を約束して帰った。


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